デイサービスが休みの日の親の食事|宅配食を使う曜日と家族の分担
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冒頭のイラストは、家族で食事の予定を考える場面のイメージです。実際の商品・利用者を描いたものではありません。
デイサービスで昼食を食べられる日は助かるけれど、利用しない日の食事をどう準備すればよいか。仕事や家事と重なると、親の食事のことを毎日考えるだけでも負担になります。
そんなときは、まず1週間の予定に「家で用意する食事」を書き出してみてください。宅配食を使うかどうかも、何曜日の、どの一食を助けてもらうかが見えると決めやすくなります。
この記事では、冷凍の宅配おかずを生活に組み込む予定の立て方を紹介します。具体例には、メディカルフードサービス(以下、MFS)の家庭向け冷凍おかずを取り上げます。料金とコースの詳細はMFSの料金と選び方の記事にまとめています。
本記事は家庭での準備方法を整理したもので、実食レビューではありません。予定表は説明用の架空例です。
最初に決めるのは、この3つ
- 使う日:調理や買い物の負担が重い食事を、曜日と昼・夜で指定する。
- 準備する人:受取り・保管・温め・主食の用意を誰が担うか決める。
- 予定が変わったとき:余った分・足りなくなった分をどうするか共有する。
デイサービスがない日を、昼と夜に分けて考える
「休みの日の食事が大変」という困りごとを、もう少し小さく分けます。同じ1日でも、昼は用意しやすく、夕方だけ忙しいこともあります。反対に、家族が昼間不在で、夕食は一緒に準備できる家庭もあるでしょう。
最初から1週間分の献立を完成させる必要はありません。デイサービス、通院、家族の勤務や外出の予定を並べ、準備の負担が大きい食事に印をつけるところから始めます。
| 困っていること | 予定を立てる前に決めたいこと |
|---|---|
| 買い物・調理の時間が足りない | 出来上がったおかずに任せたい曜日と食事を選ぶ。 |
| 本人だけでは温められない | その時間に加熱・配膳を手伝える人がいるか確認する。 |
| 親に合う食事が分からない | 必要な食形態や栄養条件を、担当の医療専門職に確認する。 |
| 食べたかどうかが心配 | 誰が、いつ、どのように様子を確かめるか決める。 |
冷凍のおかずが届けば、調理の工程を減らす助けになります。一方で、荷物の受取りや食べる前の準備は残ります。本人が難しい作業を担うことになっていないか、注文前に一緒に確かめてください。
1週間の例:休みの日の昼食4回と、夕食2回に使う
次は、月・水・金にデイサービスを利用し、施設で昼食を食べる家庭を想定した例です。家族は同居していて、下表で宅配おかずを使う時間には、温めと配膳を担当できます。朝食は普段の準備を続ける想定です。
火・木・土・日の昼食と、調理の負担を減らしたい金・日の夕食に、冷凍の宅配おかずを入れてみます。
説明用の架空例です。実際の利用者の事例ではなく、すべての家庭に週6食を勧めるものでもありません。
| 曜日 | 昼食 | 夕食 | 宅配の食数 |
|---|---|---|---|
| 月 | デイサービス | 家族が用意 | 0食 |
| 火 | 宅配おかず | 家族が用意 | 1食 |
| 水 | デイサービス | 家族が用意 | 0食 |
| 木 | 宅配おかず | 家族が用意 | 1食 |
| 金 | デイサービス | 宅配おかず | 1食 |
| 土 | 宅配おかず | 家族が用意 | 1食 |
| 日 | 宅配おかず | 宅配おかず | 2食 |
| 1週間に使う宅配おかず | 6食 | ||
「宅配おかず」の日は、主食などを別に用意します。「家族が用意」の日も、手作りに限らず、本人に合う食品を組み合わせて準備する想定です。
この例では、昼食4食と夕食2食を合わせて6食です。「デイサービスが休みの日は全部宅配」と決めず、夕食だけ使いたい日も含めて考えています。家庭の予定が違えば、必要な食数も変わります。
家族が不在の日は、加熱までできるかを先に確認
この表を、家族が昼間不在の家庭にそのまま当てはめることはできません。本人が表示を確認し、電子レンジを操作して、温まった容器を食卓まで運べるかを見ます。
一人では難しく、手伝う人もいない時間帯は、冷凍食を置いておくだけでは準備が完了しません。家族の訪問時間や食事の用意の仕方を調整し、必要な支援についてケアマネジャー等に相談することも考えましょう。
「家族がやる」を、担当者の名前に置き換える
予定表ができたら、誰が準備するかを具体的にします。特に、注文する人と親の家を訪れる人が違う場合は、「届いているはず」「誰かが温めるはず」という行き違いを減らしたいところです。
次のメモを、家族の連絡アプリや紙に写して使ってください。担当者が一人でも、できない日の連絡先まで決めておくと、予定を変更しやすくなります。
| 決めること | 記入欄 |
|---|---|
| 使う日と食数 | 対象の週:__月__日~__日 曜日・昼/夜:____ 合計:__食 |
| 注文と変更の窓口 | 担当:____ 次のお届け予定:____ 変更・休止の連絡期限:____ |
| 受取り・冷凍庫への収納 | 担当:____ 受け取れないと分かったときの連絡先:____ |
| 温め・主食の用意・配膳 | 昼の担当:____ 夜の担当:____ 担当者が不在の日の準備方法:____ |
| 食べた様子の確認 | 確認する人・時間・方法:____ 本人が残した理由や感想を共有する場所:____ |
| 在庫と来週の予定の確認 | 確認する曜日・担当:____ 現在の残り:__食 次の確認までに使う予定:__食 |
引継ぎは、食数だけでなく変更した食事まで伝える
たとえば、通院で昼食が不要になったときは、「1食余った」だけでなく「木曜昼の分を使わなかった。日曜夜に回す」と共有します。商品に表示された保存方法と賞味期限も確認し、食べる予定を書き換えます。
本人が食べ残したときも、単に次の注文を減らす前に、本人の言葉を聞きます。「量が多かった」「苦手な料理だった」「今日は食欲がなかった」では、次に考えることが違うためです。
この予定にMFSの冷凍おかずを組み込むなら
MFSには、家庭向けの冷凍おかず6食のお試しセットがあります。今回の例では6回の食事に使う形ですが、届くものはおかずです。ご飯などの主食も含めて、食卓に何を用意するか決めてください。出典:MFS公式・お試しセット一覧
お試しは有料です。公式FAQでは繰り返し注文できると案内されていますが、その都度の注文が必要で、前回と同じ献立が届く場合もあります。毎週自動的に届く前提にせず、次に必要な日と注文方法を確認します。出典:MFS公式FAQ・お試しセットについて
注文前は「食事の条件・収納・届け日」を確認する
- 食事の条件:医療機関から食形態や栄養成分の指示がある場合は、候補商品の情報を担当の医師・管理栄養士等に確認する。原材料やアレルゲン表示も見る。
- 収納と準備:届く商品が冷凍庫に入り、必要な日に表示どおりの加熱ができるかを確認する。
- 届け日:注文時の納期と配送案内を見て、使い始める日までに受け取れるかを確かめる。
料金は選ぶコースによって異なります。予算を考えるときは、おかずの購入代金に加えて、別に用意する主食等の費用も含めます。MFSのお試し料金とコースの整理を参考にしつつ、申込み時の公式表示と注文総額を確認してください。
MFS公式は、冷凍商品を受け取ったらすぐに冷凍庫で保管するよう案内しています。保存温度・賞味期限・加熱方法は、届いた商品の表示に従ってください。参照:公式FAQ
急にデイサービスを休む日は、食事の予定も直す
デイサービスに行く予定の日に、通院や家庭の都合で休むことになれば、家で昼食を用意する必要が出てきます。施設への欠席連絡とあわせて、その日の食事を誰が準備するかも確認しましょう。
デイサービスを休むときの連絡方法と、キャンセル料の確認点は、別の記事で整理しています。
6食を全部予定に入れていれば、予備は0食
先ほどの例では、届いた6食をすべて予定に割り当てています。急な欠席の昼食に1食使うと、そのままでは週末の予定分が足りなくなります。
在庫から使う場合は、減った分を家族の用意する食事に替えるなど、後ろの予定も直します。「今日の分を用意できた」で終わらず、次に足りなくなる食事まで確認することが大切です。追加で注文すれば当日届く、という前提にはしないでください。
予定変更を共有する4項目
- 変わった日と食事:__月__日の昼/夜
- その日の準備方法と担当:____
- 変更後に残る宅配おかず:__食
- 次に予定を直す日・注文を見直す担当:____
外出が続く週は、冷凍庫の残数と注文を見直す
外食や外泊が増える週は、予定していたおかずが残ることもあります。次の注文前に、在庫と実際に使う日を確認しましょう。定期利用を選んだ場合は、変更・休止の連絡期限を注文時に控え、届く分がたまらないように調整します。
体調の変化で食べられる量や必要な食事が変わった場合は、予定表を埋めることよりも本人の状態を優先し、必要に応じて医療機関に相談してください。
1週間後は、使った食数と減った作業を見直す
最初に立てた予定が、そのまま続けやすい形とは限りません。1週間たったら、本人の感想と家族の準備を一緒に振り返ります。
- 予定していた食事のうち、実際に宅配おかずを使ったのは何回か。
- 買い物や調理など、負担を減らせた作業は何か。
- 受取り・収納・加熱で、担当者が困ったことはなかったか。
- 本人がまた食べたいと思ったか。残した料理や量について、どんな話があったか。
- 来週も同じ曜日に使うか。必要な食数を変えるか。
昼より夕食に使う方が助かるなら、使う時間を変えてかまいません。食べる予定より在庫が増えるなら、注文の量や間隔を見直します。食数を増やす前に、今ある食事を無理なく用意できているかを確かめましょう。
まずは、親と家族が困っている一食を決める。その一食について、受取りから食卓までの準備をつなぐ。宅配食は、こうした生活の予定に合わせて取り入れると、使い方を考えやすくなります。
